日本人の平均寿命は驚くべき上昇を遂げています。
戦後から急速に上昇し、今や男女ともに80歳を超えています。
数十年後には寿命100歳になることも夢ではなくなりました。
この流れは日本だけではなく、世界各国で進んでいます。

人生100年時代に突入すると、「定年」感が変わる
2017年の内閣改造で新たにできた政策「人づくり革命」では、100年人生を豊かに過ごせる社会づくりに国を挙げて取り組もうとしています。
人生100年とはどんな社会でしょうか?
「人生70年と考えられていた世代」を尺度に100年に換算してみると、
現在50歳の人は35歳くらい。
現在60歳でも42歳前後と考えられます。
42歳で定年なんて考えられませんね。むしろこれから働き盛りです。
そこで、これからは年齢に関係なく、体も心も元気であればもう一度仕事を楽しむステージ「セカンドキャリア」ステージに進んでいくことが可能になると考えました。
セカンドキャリアステージを考える
「セカンドキャリア」のステージが増えることで、人生は今までの「3つのステージ」から「4つのステージ」に変わります。
ステージ1:生まれて社会に出るまでの教育ステージ
ステージ2:社会に出て働くステージ
ステージ3:「セカンドキャリア」ステージ
ステージ4:引退してのんびり過ごす余生ステージ
働くステージと余生ステージの間に「セカンドキャリア」ステージが入ります。
第二というからには、それまでのステージとは違う働き方になると考えるのはどうでしょうか。
最初の働くステージとは違った仕事、働き方、場所…
もちろん、過去と連続しても良いし、してなくても良い。それぞれの働き方が自由になるステージです。
新たなステージを実現するには、その分野の資格やスキルを身につけるための「学び」が必要です。
また、これまでの働き方を継続する場合も、今までの自分をより高めるような学びを取り入れる努力も求められます。
充実した「セカンドキャリア」ステージを迎えるために、学びの必要性は今後益々高まると考えます。
「学ぶこと」と「働くこと」の両輪が人生をより豊かにすることを期待しています。その一助となる関連情報を発信していく必要性を感じ、この研究所を設立しました。
学ぶ働く研究所
所長 鈴木 みのる