副業に対する意識調査ー副業経験は?得られる収入は?

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2018年は「副業元年」と呼ばれています。厚生労働省は1月に、モデル就業規則の副業に関する規定を「原則禁止」から「原則容認」へと変更しました。今後副業を行う人が増えることが期待されていますが、副業に対する現時点での意識はどのようなものなのでしょうか。20~50代の社会人を対象にアンケートを実施しました。
(調査期間:2018/5/11~2018/5/16  対象:20~50代の社会人331名)

副業経験あり・興味あり派が多数


「副業経験がある」方は37.5%、「副業経験が無い」方は62.5%。現時点では副業の経験が無い方の方が多いですが、「副業経験は無いが興味がある」派が38.7%いたため、「副業に関心がある」派が多数であることが分かりました。
「副業経験が無く興味もない」派は23.9%と少数でした。


「副業経験がある」方に「副業で得られる平均月収」を伺ったところ、「3万円以下」が一番多く29%、2位が「1万円以下」で13.7%、3位が「5千円未満」「5万円以上」で12.9%でした。
5千円未満~3万円以下が過半数を占めており、いわゆる「お小遣い」「家計の足し」程度の収入を得ている方が多いようです。
一方で「20万より多い」が2.4%と、少数ではありますが本業としても差し支えない程度の収入を得ている方もいました。

本業とは関係のない副業をを選んでいる方が多い


「副業経験がある」方に「どんな仕事をしたのか」について質問。「ネット・WEB関連」が1位で46%、「投資」が2位で36.3%、「軽作業」が3位で24.2%でした。仕事の内容としては、「ネット・WEB関連」は「ネットショップ運営、アフィリエイト、記事のリライト」、「投資」は「株式、不動産」、「軽作業」は「梱包、仕分け」等が目立ちました。


「副業の内容が本業と関係がある」方は35.3%、「どちらともいえない」が7.3%、「関係がない」が57.2%。特に「全く関係ない」を選択した方が42.7%と一番多く、「本業で培ったスキルを副業にいかす」「副業を通じて本業にも必要なスキルアップをする」という相乗効果が得にくいことが分かります。

「禁止されているから」ではなく「時間が無い」が副業をしない理由1位


「副業経験がない」方に対して副業をしない理由を伺ったところ、「副業が禁止されているから」をおさえて「時間がないから」が1位となっています。たとえ副業が解禁されたとしても、仕事や家事等に忙しく副業するに至らないということでしょう。
3位は「本業がおろそかになりそうだから」。本業と関連性がある仕事であれば「副業が本業にいきる」ことも期待できますが、本業とは関係ない仕事をしている方が多数いることを考えると、副業によって本業に必要なパワーがとられる、という認識になってしまうのかもしれません。


「副業はしていないが、興味はある」方に「どのような副業に興味があるか」を伺ったところ、「ネット・WEB関連」が65.6%と突出しており、その他は「投資」「事務作業」「軽作業」が30%台という結果になりました。初心者でも始めやすく、あまり体力を消耗しない点が人気のポイントではないでしょうか。
「経営・コンサルタント」や「カウンセラー」といった専門性が高いものや、「配送」「清掃」といった身体を使うものは人気が低く一桁台にとどまりました。

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